代表のおいたち
私は坂本慎也(さかもと しんや)といいます。
青森の貧しい母子家庭に育ち、幼少期から人生でたくさんの「しんどさ」と向き合ってきました。
夏休みは友達が旅行、BBQ、キャンプ、遊園地に行く中、私は唯一イオンモールに「ウインドウショッピング」を行くのが唯一の外出でした。外食もありませんでした。
食い物にされる母親
団地に住み、パートタイマーの母親は月収10万円代にもかかわらず、母は寄ってたかって友達のふりをしてくる人たちに、食い物にされていました。
具体的には
【健康食品のMLM】
家には大量の健康食品のストックが立ち並んでおりました。
医者からは栄養失調と診断されていた私は、子どもながらに「そんなの買わないでおかずを1品でも増やしてよ!」と涙ながらに訴えていたことを覚えています。
【1万円以上する数珠を売る神様と繋がっている人】
母は、地元の有名な人のところに行って、その人の言うことを忠実に聞くようになってしまいました。
数珠を1万円で購入したり、その人に予言された未来を手帳に書いていたのでしょう。
「35歳になったらがんになる」と書かれていました。
あんた(母)の息子は転職を繰り返すたびに不幸になり鬱になる
母はそれを神様から言われた、とそのまま私に言ってきます。
まるでそれが叶ってほしいかのように。
【空き家に3か月程度転々と滞在して100万円の電気が通うリクライニングチェア】
怪しい高額健康商品セミナーに近所の人に連れていかれ、まんまと100万円払って購入。当時小学6年生くらいの自分もあえてセミナーに参加し、怪しい部分を指摘しましたが、母親は洗脳され講師のことを「あの人は良い人」と言って聞く耳を持ちませんでした。家賃1万円のボロ団地の部屋には100万円の大きなリクライニングチェアという意味のわからない光景が広がっていました。
孤独からくる過度な強迫観念
これら、母の根底にあることは一つ 【過度な強迫観念】 です
私が倒れたら息子が路頭に迷う
幼い私が母に尋ねたらそんなことを言っていました。
ガンにもなってないのに、ガンが治る椅子を買い、ガンが治るドリンクを買い、まるで自分がガン患者かのような立ち振る舞い。
そして息子は栄養失調。
本来であれば、周りに本当に親身になって助けてくれる隣人がいたならば、助けてあげることができたと思います。
そして、そうすべきなのが本来理想の社会というものなのに、寄ってたかって弱者からさらに金を巻き上げ、
【弱者が弱者で居続けることで自身がご飯を食べれる】
というような、取りやすいところから搾取をする構造に母親がハマっていたことが問題なのです。
当時はこの手の職業の方たちを相当憎んでいました。
なぜこの活動をしているのか?
- なぜ、ひとり親家庭の子どもに思い出を届けたいのか?
→ 自分自身が「思い出のない子ども時代」だったからこそ、【体験格差】をなくし、小さいころから自分の人生の選択肢・可能性を広げ、明るい未来を描いてほしいと思っています。 - なぜ、親御さんの自立支援をするのか?
→ 私の母がそうだったように、収入が低かったこと、友達がいなかったこと、自分で正しいことを判断できなかったこと、これらを改善すれば、おのずと安定し、お子さんの幸せになるベースが築き上げることができるからです。
どんなことをやっているの?
- 夏休みや季節ごとの「親子イベント」の開催
- 子ども服や文房具などの物品提供
- コミュニティを作り仲間を作る場を提供
- 様々な講師を呼び、あらゆる視点から生き方をサポート
- 親御さん向けの転職・副業・就労支援
- SNSやLINEを通じた情報提供と寄り添い支援
- 講師派遣や企業との連携、寄付による支援循環の構築
どんな人が対象?
- ひとり親家庭の方
- 経済的に厳しいが、子どもに「楽しい体験」をさせてあげたい親御さん
想いとビジョン
「”宝物のような思い出”を、すべての親子に。」
僕は、”支援される側”から”支援する側”に回った元・当事者です。このプロジェクトは「プロセスエコノミー」型で進めています。僕の失敗も全部さらけ出しながら、共感の輪を広げ、社会全体がこどもと親を支える未来をつくっていきます。
ご支援・協力のお願い
この活動は、企業・個人からの寄付や物資提供、協賛で成り立っています。
月1,500円からの寄付や、不要になった子ども用品の寄付も大歓迎です。
また、法人のCSR、自治体との連携、講師派遣・メディア協力も積極的に行っています。
最後に
私は「親子が笑って生きられる社会」を本気で目指しています。
活動に共感してくれる方、一緒に何かしたいと思ってくれる方は、ぜひ声をかけてください。
SNSでも日々の活動や葛藤、挑戦を発信しています。
未来を変える仲間として、あなたとつながれたら嬉しいです。