みなさん、親孝行ってどんなことをしていますか?またはしましたか?
私は正直、いい大人になるまではしてませんでした。
親の背中が小さく感じるようになってから、「いつか親もいなくなるんだ」ということを改めて気づき「生きているうちに親孝行しよう」と思い、旅行に連れて行ったり、プレゼントをあげたり、ふるさと納税で食材をプレゼントしたりしています。
今回は、親孝行について記事を書きたいと思います。
第1章|「親孝行の日」ってどんな日?
8月8日は「親孝行の日」として、1989年に「親孝行全国推進運動協会」が制定した記念日です。
「ハハ(8)チチ(8)」の語呂合わせから、母と父への感謝を改めて見つめ直す機会として提案されました。
近年では「母の日」や「父の日」と並ぶ、新しい親子イベントとして注目されはじめています。
贈り物や特別なことをしなくても、ちょっとした“思い”を伝えるだけで親孝行になるんです。

照れくさいけど、親が元気なうちにちゃんと“ありがとう”って言える大人でいたいって思います。
第2章|親孝行って、何をすればいいの?
「親孝行しなきゃ」と思っても、何をしたらいいのかわからない…という人も多いかもしれません。
でも実は、親が本当に望んでいるのは“元気でやってるよ”という報告や、ちょっとした声がけ”だったりします。
例えばこんなことが立派な親孝行です:
- 電話やLINEで「最近どう?」と聞く
- ご飯に誘って一緒に食べる
- 写真や手紙を送る
- 孫の様子を伝える
- 実家の掃除を手伝う
高価なプレゼントよりも、“思い出”や“時間”を贈ることの方が、心に残るのかもしれません。

昔は“親孝行=お金やモノ”って思ってたけど、本当は“気にかけてる”って気持ちを見せることが一番のプレゼントなんですよね。
第3章|こどもは親の背中を見ている
「親孝行の日」に親御さんにあれこれ感謝の気持ちやお礼をしてる姿を、こども達はしっかりと覚えています。
つまり、お子さんが育って、自分が親孝行されるかどうかは、自分自身が「してきたこと」が返ってくるわけです。
だからこそ、こどもたちのお手本になるように振る舞うということも大切です。

親の行動って、意外としっかり見られていますからね。
第4章|“親孝行の習慣化”が親子の未来をつくる
親孝行は1日だけのイベントではなく、「日常のなかにちょっとした感謝を組み込む」ことが本質です。
たとえば…
- 毎月1日は親に連絡する日
- 料理をつくったら写メを送る
- 家族のグループLINEを作って近況報告
- 子どもの成長記録をシェアする
こういった“ちょっとした習慣”が積み重なることで、親子の距離がぐっと近づき、未来の関係性も変わっていきます。
第5章|親孝行に最適なタイミングとは?
「親孝行をしたいけど、いつがベストなの?」
そう悩む人も多いはず。タイミングを逃すと、どんどん気まずくなって先延ばしにしがちですよね。
でも安心してください。親孝行に“遅すぎる”ことはありません。
ここでは、「親孝行の日」以外にもおすすめのタイミングを5つ紹介します👇
① 父の日・母の日|“感謝”を正面から伝えられる日
父の日(6月第3日曜)・母の日(5月第2日曜)は、年間を通して最も親に感謝を伝えやすいタイミング。
- 普段は照れくさくて言えない「ありがとう」
- 小さな手紙や、お花、ちょっとしたプレゼント
- 一緒にご飯を食べる時間
モノよりも「気持ち」を贈ることが、いちばん嬉しい親孝行になります。
② 敬老の日|“これまで”をねぎらい、“これから”を祝う日
9月の第3月曜日は「敬老の日」。高齢の親がいるなら、ぜひこの日を親孝行の機会に。
- 健康やこれまでの苦労に「おつかれさま」の気持ちを込めて
- 温泉旅行や、親の好きな場所へ小旅行
- 一緒にアルバムを見返しながら、思い出話をするのも◎
「これからも元気でいてね」という願いとともに、“今までありがとう”を伝えるのにぴったりの日です。

親の背中が小さく感じたとき、急に“長生きしてほしい”って思いました。敬老の日って、改めてその気持ちを形にできる日なんです。
③ お正月|帰省するだけでも親孝行
お正月は、実家に帰省したり家族が揃ったりと、特別な時間が流れるタイミング。
- 一緒におせちを食べる
- 初詣に出かける
- 新年の抱負を語り合う
何気ない時間のなかにこそ、親孝行の種があります。特別なことをしなくても、ただ一緒に笑い合うだけで十分なんです。

日常こそかけがえのない親孝行ですね。
④ お盆|“命”に向き合い、感謝の心を深める日
8月のお盆は、先祖を敬い、家族が集まるタイミング。
親と一緒にお墓参りをするだけでも、深いつながりを感じられます。
- 「ありがとう」「おかげさま」を口にできる日
- 実家に帰って、親と台所に立つだけでも親孝行
- 子どもと一緒に帰省すれば、“親から祖父母へ”の親孝行にもなる
⑤ 親の誕生日|“生まれてきてくれてありがとう”を伝える日
年に1度の誕生日こそ、最大の親孝行チャンス。
- サプライズでの食事会やプレゼント
- 子どもや孫からの手紙やメッセージ
- 家族の写真や動画を編集して贈るのもおすすめ
「生まれてきてくれてありがとう」「あなたがいたから今の自分がある」
そんな言葉を、照れずに伝えられるタイミングです。
おわりに|「ありがとう」が、未来の親子の土台になる
8月8日「親孝行の日」は、ただの記念日ではありません。
親子の絆を見つめ直すきっかけであり、“今、伝えられること”を後悔しないためのチャンスです。
「照れくさい」「忙しい」——その言葉の裏にある本当の気持ちを、ちょっと勇気を出して伝えてみてください。
親孝行に“正解”はありません。
大切なのは、「何をしたか」よりも「どう思ってやったか」。
そして、こうした特別な日を“きっかけ”にすることで、普段より少し勇気を出せるのも事実です。
いつかはできなくなる日が来るからこそ、
「今」伝えられる思いを、大切にしていきたいですね。
親が笑えば、子どもも笑う。
その笑顔の連鎖が、親子のMiraiをつくっていきます。
それでは最後まで読んでいただきましてありがとうございました。